INFORMATION
- 2019.10.04産婦人科統括部長 浅田先生の記事が読売新聞に掲載されました
- 2019.07.09第3回昭和大学産婦人科腹腔鏡下DRYBOXスキルアップセミナー
- 2018.11.06第19回山形産婦人科内視鏡の会
- 2018.11.06第58回日本産科婦人科内視鏡学会 優秀査読者賞受賞
- 2018.08.13第58回産科婦人科内視鏡学会学会賞受賞
低侵襲婦人科手術センターについて
新百合ヶ丘総合病院は、地域における産婦人科医療の不足を背景にして、安心できる産婦人科施設であることを目標として産科診療および婦人科診療の充実に努めてきました。
不妊治療から妊娠分娩の管理、そして婦人科領域では、良性から悪性腫瘍まで、近隣の施設と連携しながら総合的に対応できる診療体制を築いています。
当院では治療の低侵襲性に力を入れていますが、特に婦人科腹腔鏡下手術は、2012年8月の開院時から行われ、これまで多数の実績を残してきました。
年間腹腔鏡下手術は、2017年に約1400例、2021年に約1600例となり、国内で症例数が最も多い施設の一つとなりました。首都圏では産婦人科腹腔鏡下手術が最も多い施設でありますが、治療までの期間が短いことも特徴です。初診から手術まで1、2か月で対応し、迅速な治療が必要な疾患ではできる限り一ヶ月以内の治療となるように努めています。
婦人科領域の腹腔鏡下手術は、外科・泌尿器科にくらべて、国内での婦人科悪性腫瘍への腹腔鏡下手術導入は遅れをとってきました。
しかし、海外での多くの無作為臨床試験の結果をもとに、2014年4月からは、認定された施設において、腹腔鏡下子宮体がん手術が保険診療として行える環境となってきました。
また、2018年4月から腹腔鏡下子宮頸がん手術も保険診療として行えるようになりました。
当院では、腹腔鏡下子宮体がん・頸がん手術の施設認定を取得し、保険診療を行っています。良性腫瘍では、腹腔鏡下仙骨腟固定術(およびロボット支援下仙骨腟固定術)の施設認定も取得しています。悪性疾患では、センチネルリンパ節生検が疾患により可能であることも当院の特徴で、低侵襲と機能温存に配慮しながら幅広く腹腔鏡下手術に対応しています。
*当院ではセンチネルリンパ節生検を導入しています。