治療方法|内視鏡手術
当院における婦人科内視鏡手術
以前は開腹手術が選択されることが多かった婦人科手術は、近年では「低侵襲」「患者さんにやさしい」手術として内視鏡手術が各分野に普及しています。
産婦人科領域においても、子宮、卵巣、卵管に生じた様々な疾患に対して内視鏡手術が行われています。
- メリット1 術後の痛みが軽い
- メリット2 傷が目立たない
- メリット3 入院期間が短い
- メリット4 早期の社会復帰が可能
当センターで行われる内視鏡手術
当センターで行われる内視鏡手術には以下のような手術があります。
- 腹腔鏡下手術
- ロボット支援下腹腔鏡下手術(ダヴィンチ手術)
- vNOTES(腟式腹腔鏡下手術)
- 子宮鏡下手術(低侵襲婦人科手術センターページにリンクしています)
- 卵管鏡下卵管形成術(FT)(低侵襲婦人科手術センターページにリンクしています)
当センターでは、良性疾患から悪性疾患まで広く内視鏡下での治療に対応しております。 良性疾患では、重症子宮内膜症の症例が多く、膀胱内膜症、尿管内膜症、消化管内膜症などに対しても、泌尿器科や消化器外科と連携して対応しています。良性・悪性にかかわらず、それぞれの患者さんのニーズにより、疾患の予後と同時にQOLも改善することを心がけています。
産婦人科 手術実績

腹腔鏡下手術は子宮筋腫核出術、子宮全摘術、卵巣腫瘍の手術などの他、子宮体がん、子宮頸がんに対しても腹腔鏡下手術による治療を行っています。